3次元的アプローチによる非抜歯矯正


様々な外的・内的因子が重なった、生体の平衡状態。矯正治療とは良くも悪くもそれを一旦崩す行為です。 一度抜いた歯は二度と戻りません。「抜歯」という行為の 生体へのダメージも否めません。当院が実践する (Coordinated Arch Development Technique)は、13年前の Dr.Norman Cetlin と恩師 Dr.Raphael Greenfield との出会い から始まりました。以前より継続的に考えてきた「抜歯を せずに何とか治せないか!?」への答えを頂いたのです。この療法は、顎整形力と矯正力の組み合わせで行います。成長期に骨格的不調和を顎整形的に改善しつつ、正しい 方向へ成長誘導し、口腔周囲筋の再教育と臼歯遠心移動、 咬合平面のコントロールなど、歯そのものでなく、土台の 基礎固めを重要視します。それこそが、その後の成長や変化 に左右される事無く長期的安定の獲得を可能にします。